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michoのタワーNYライヴレポート |
◎行列だっ! そうやって、ワクワクしながら待つこと数十分。行列の前方が動き出し、遂に開場の時間を迎えた。お店に入ってみると、そこは程よい 大きさの空間で、内装は古く、これがまた程よく薄汚れていて良い感じだった。問題はズバリ「席」。櫻井さんが、「Hornを聴く時は、 少しばかり後ろでも絶対に正面がお勧め」と言っていたのを思い出し、正面の席にターゲットを絞る。幸運にも最前列テーブル・正面 やや右横が空いていたので、そこをゲット。どこまでもツイている。ドリンクをオーダーし、ようやくホッとして周りを見渡してみると、 まわりは既に「上機嫌」! 会場に流れる『Oakland Zone』に体を踊らせ、お酒を飲み、あとは「本人達」を待つばかりだった。 ちなみに、この日のMusic Chargeは$20.00、"オマケ"にCD『Oakland Zone』付き! ああ、何とイキなはからい。ありがとう、MR Music。 そ、そして、ついにステージ右側からLarry登場! マイクを握って、「いよいよか!?」と思われたが、ひとしきり「注意事項」を言って、 すぐさまステージを降りてしまった。「な〜んだ、、始まるのかと思ったのに...。」とガックリした矢先、今度はステージ左手からDavidが登場! そして、メンバーも続々とステージに上がって来た! いよいよshowが始まった!!
◎うわっ!ヤバイ!タワーの音だ!ホンモノだ! 私が「ひと息」つけたのは、中盤のメンバー紹介。Emilioが、ステージ向かって右手奥からRoger、Jeff、Rocco、David、Adolfo、Mike、さらにフロントのDoc、 Tom、Larryを順に紹介した。 そして、マイクを渡されたLarryが最後にEmilioを紹介した。 もちろん、Roccoのところでは割れんばかりの大拍手! 彼はすごく照れくさそうに手を挙げてお礼の気持ちをファンに示した。 そしてEmilioの『Are you ready?』の声に、お客さん全員で『Yeees!』。 みんな「歌う気満々」で『Diggin' on James Brown』に突入し、大合唱となった。そのままの勢いで『Give Me Your Love』 『What Is Hip?』へと続き、 "HIP"ではもうみんな我慢できずにAll Standing状態! Larryもお客さんにマイクを向けて「かけ声」を催促!=『Anybody say SOUL!』。 もちろん、その間の演奏もとにかく凄まじく、ノンストップでみんなで突進し続けた!もう走り出したら止まらない! 演奏が終わりゃしないっ!! ああ、けれど、最後の『What is hip?』という叫びで、ステージが終了した。 アンコールは、大拍手と『TOP!PTO!TOP!』の大コールで、メンバーがステージに戻って来た。そして、なかなか戻って来ないリズムセクションには、 『Rhythm Section!Rhythm Section!』の大催促が!全員が位置に付いたところで、『You're Still a Young Man』が始まった。 Larryの『down on my knees... 』の歌と供にフロント陣の「振り付け」がキマる。お〜、コレを待っていたよ。 そしてその後も、Larryの熱い熱い歌が みんなに響き渡る...。 そしてラストは『Knock Yourself Out』。それぞれのソロがあり、聴きどころ満載! 特別ゲストのLennyとRoccoがソロを掛け合う シーンもあった。そしてそれを楽しそうに見ているEmilioの姿も...。お客さんは、『Knock, Knock, Knock yourself out!Whoooo〜〜〜!』と歌いながら 「振り付け」をキメた。私の場合は『ノック、ノック、ノックサバ〜〜〜!フ〜〜〜!』だったが...。 そして、もちろん例の「clap」もキマった。 そして、、、そして、、本当に大拍手、大声援のうちに全ステージが終了した。
◎ああ、本当にRoccoだ。 それにしても、ここNYCのお客さんも最高だった。年齢層としては決して若くはないが、みんなそれぞれの歴史をTOPと共に過ごして来たような、 そんな顔をしていた。もちろん、そのパワーは凄まじく、歌うわ叫ぶわ踊るわで、常にステージを盛り上げていた。誰もがTOPが来るのを待ちわび、 その思いが一気に爆発しているような、そんな空気があった。そして、誰もがRoccoの復帰を祝福した。 割れんばかりの拍手、鳴り止まないAll standing ovation!! そうだろ、そうだろ。この会場にいる人たちは、みんなRoccoの事を心配したし、何かしらの「行動」をした人たちに違いないのだ。とにかく、「もう嬉しくて しょうがないんだよ!」という空気が充満していた。 やっぱり、TOPのファンは、最高に暖かい!!
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-photo by micho- |
みなさんに伝えたいことがあります。私が感じたことです。それは、TOPのメンバーが本当に日本のファンを大事にしているということ。 そしてそれは、日本のファンが彼らを大事にしているからこそだ、ということです。あの日、彼らは本当に親切に心のこもったメッセージを 「私達」に書いてくれました。日本のファンのことを思い出しながら、あるいは日本での滞在中の出来事を思い出しながら、、 本当にじっくりと言葉を選んで丁寧に書いてくれました。私はその光景を見て、「いかに彼らの日本滞在が素晴らしかったか」を感じると同時に、 「いかに日本のファンが彼らを大事に思っているか」を、「彼らの態度を通じて」改めて知ることができました。彼らが私に与えてくれた優しさは、 日本のファンが彼らに送った優しさなんだな、、と痛切に思いました。 「ああ、日本みなさん、ありがとう。」と本当に思いました。 なので、みなさんに感謝。そして、TOPのメンバーに感謝。そして、"幸運"に感謝。 08/May/2003
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To all of our Japanese fans.
You are the most special of all our fans.
God bless you Emilio Castillo |
日本のファンの皆様へ。
日本のファンは私にとって本当に特別です。
神の祝福のあらん事を。 エミリオ・カスティーヨ |
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DEAR FANS,
WE LOVE COMING TO JAPAN
AND PERFORMING FOR YOU.
SINCERELY, STEPHEN "Doc" KUPUKA |
ファンの皆様へ。
愛する日本に行って私達の演奏を皆さんにお届け
ご機嫌よう。 スティーヴン"ドク"クプカ |
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really loved the fans
and the concerts it was the best experience Larry Braggs |
心から愛するファンの皆様へ。
日本での演奏は私の経験したツアーの中でも最高 ラリー・ブラッグス |
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love playing in Japan.
The fans are so warm, and really appreciate Jeff Tamelier |
日本での演奏が好きです。
日本のファンは非常に暖かいし、バンドを高く評価して ジェフ・タメリエー |
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To all the people of Japan
I'm so grateful to you to feel so much love
Thank You Rocco |
日本のすべての方々へ。
溢れんばかりの愛を私に下さった事、本当に
ありがとう。 ロッコ
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